地震の前兆

遂に捉えた!

これが地震の「前兆情報」だ!

この地殻変動監視システム稼働後の過去20年間の大きな地震(M6.5以上)の全てで、この「前兆情報」が見られました。
一方、「前兆情報」無しに発生した地震は一度もありませんでした。

先ずは以下の二つの事例をご覧ください!図の赤丸や黄丸はその地点、その時点の地殻の異常変動を表します。

例1)「東日本大震災」2011年3月11日発生 M9.0

  • 「東日本大震災」前兆情報 1月15日
    (1月15日)
  • 「東日本大震災」前兆情報 2月1日
    (2月1日)
  • 「東日本大震災」前兆情報 1月15日
    (1月15日)
    1月15日
    発生の約2ヶ月前の東日本の様子ですが、全くといっていい位、地殻の変化はみられませんでした。
  • 「東日本大震災」前兆情報 2月1日
    (2月1日)
    2月1日
    2月に入ると、急激に東日本全体に地殻の異常変動が見られました。
    しかし、当時は初めての広範囲の変動に関係者は、何が起きているのか判断できなかったと言われております。
  • 「東日本大震災」前兆情報 2月15日
    (2月15日)
  • 「東日本大震災」前兆情報 3月1日
    (3月1日)
  • 「東日本大震災」前兆情報 2月15日
    (2月15日)
    2月15日
    依然として広範囲の変動が継続していますが、変動の中心が牡鹿半島に現れており震源となりました。
  • 「東日本大震災」前兆情報 3月1日
    (3月1日)
    3月1日
    本震の10日前ですが、三陸沿岸に異常点が拡大しており、被害集中エリアとなったことが鮮明となりました。

例2)「新潟県中越沖地震」2007年7月16日発生 M6.8

  • 「新潟県中越沖地震」前兆情報 6月28日
    (6月28日)
  • 「新潟県中越沖地震」前兆情報 7月1日
    (7月1日)
  • 「新潟県中越沖地震」前兆情報 6月28日
    (6月28日)
    6月28日
    直下型地震の前兆例ですが6月中には県内に異常点はほとんど見られていません。
  • 「新潟県中越沖地震」前兆情報 7月1日
    (7月1日)
    7月1日
    7月に入って、異常点が現れますが拡大傾向にあるか否かの見極めは難しい状況です。
  • 「新潟県中越沖地震」前兆情報 7月4日
    (7月4日)
  • 「新潟県中越沖地震」前兆情報 7月7日
    (7月7日)
  • 「新潟県中越沖地震」前兆情報 7月4日
    (7月4日)
    7月4日
    地震発生の2週間前後から急激に異常点が拡大し、大地震の前兆であると確認されました。
  • 「新潟県中越沖地震」前兆情報 7月7日
    (7月7日)
    7月7日
    10日前ですが、この地震のエリアがほぼ新潟県央に集中していると判断されますが、発生日の確定の難しさ示しています。 この例では、その後いわゆる地震前の「静穏期間」があったと思われます。

30年以内の発生確率が70%~80%と言われる「南海トラフ地地震」や「首都直下地震」ですが、どのように備えていますか?「今日、明日にも来るかも知れないし、30年経っても何もないかも知れない」、しかも、「南海トラフや首都直下だけに来るとは限らない」では、どう備えたら良いか分からないと言うのが現実ではないでしょうか?

私共は「トラフ型(海溝型)地震」については上記の例1のように、日本列島の半分にも及ぶ広い範囲に地殻の異常変動が「前兆情報」として1~2か月前から発生すると予想。

一方、「直下型地震」については例2のように1都道府県から周辺地域にかけて1~2週間前から地殻の異常変動が「前兆情報」として発生するものと考えています。

この根拠としては、本「地殻変動監視システム」稼働後の過去20年間の我が国の大地震(新潟県中越沖地震から2024年の能登半島地震)の 「全てで、この「前兆情報」が見られた。 一方、「前兆情報」無しに発生した地震は一度も無かった。」ことです。

ZENCHO21 地震前兆情報サービス